メンヘラナースの日々の記録。

精神疾患もちの看護師です。日々の記録、バセドウ病の彼くんとの関わりについて書いていきます

現役看護師【感染指定病院の実態を暴く】

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日本の医療のweek point

ウイルス性肺炎が市中感染・パンデミック状態となり騒がれている今、

最後の砦として存在する感染症指定病院は今どんなことになっているのか。

記録のために、ここに残しておこうと思います。

今の医療現場のトップはとても無能な人が着任しています。

なぜ無能かというと、長く働いていれば偉い人という古い固定概念の塊のような人が着任するからです。

実際に行われている医療のことなど知らない。古い常識と知識を誇りにし行きている。

まさに最先端の医療が常に開発され行われている医療界の中で

化石のように取り残されたそんな方々が現場もみずに降臨しているからです。

そのため、現在感染症が流行っているにも関わらず、

常に行動が遅い。そして、現場で働く一スタッフの意見など聞く気がない。

そして古い知識により作成されたフローチャートなど使えたものではない。

そんな病院が感染症指定病院だからと受け入れを行う。

病院は免疫力がかなり落ちている人たちが来る場所。

一つの行動を間違えたら医療者の行動のミスによるパンデミックが起きておかしくない場所。

そんな場所にも関わらず、全くもって知識も受け入れ態勢もできてなどいないのに受け入れてしまっている。

そんな医療崩壊がまさに今起きようとしています。

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欠陥だらけのフローチャート

私の病院のフローチャートには、

感染症を疑われる患者が病院にきてしまった場合

問診を総合受付で実施してもらう。

問診票から、感染症が疑われるかどうかを外来看護師・Drが判断。

疑いが強い場合は、救急外来の別室で診察。

疑いが薄い場合は、外来の隔離診察室にて診察。

まずここで、問題が発生する。

問診票を書くところは、総合受付。

総合受付には多くの患者さんが受付を行ったり会計を行ったりしている。もちろん事務のスタッフなども多くいる場所である。

そこで問診を書くということはどういうことか。

そこで問診を書いている時に周りには免疫力の落ちた患者がたくさんいるということ。

まずそれはかなり異常なことである。

「熱がある」といい、受診しにきた患者は早急に救急外来へ搬送し隔離すべきではないのだろうか? その救急外来で感染症が疑われるかどうかを判断し、疑いがなければ一般外来での診察という風にすればいいのではないだろうか?

また、疑いは強いとか希薄などと言っていていいのだろうか?

疑いはあるか、ないか。

もうすでにだれいつどのように感染してもおかしくない状況下にあり、そのような悠長な判断でいいのだろうか?

フローチャートの異常点を上司に指摘したが一看護スタッフの話など聞き入れてはもらえなかった。

「もうこれで決まったことだから」とのこと。

医療者が感染を広める訳

感染症疑いの患者と無防備に医療スタッフが接してしまった場合。

明らかにウイルス性肺炎の疑いがあった患者でもよほど重篤になっていなければ

PCR検査などその患者には実施せずに帰宅させる。という上の判断。

その患者は今後重篤化し病院へ搬送されるまで実際のところは不明のままになるということだ。

それはすなわち、もしその患者が感染症だったとしても、

その患者と接した医療者はその患者が重篤化しPCR検査をしてもらえない限り

出勤停止命令もなければ、ウイルス菌を保有している可能性があっても通常どうりに働かされる、ということである。

自分が感染したかどうかを実際に調べてもらえるのは、

患者が重篤化してから、もしくは自分自身が重篤化しPCR検査を実施してもらえたら・・・。

ということになる。

それでは知らず知らずのうちに患者と接し、病院内パンデミックを起こすのである。

→上司にウイルス性肺炎患者と防備していない状態で関わったと述べても無視された。

外来にはいつどのような症状でウイルス性肺炎患者が来るかわからない危険な状況

ある程度の症状などはニュースでやっているが、

正直なところ疾患の全貌が見えていない訳だからどんな病状で来るかなどわからない部分がある。

最初に患者をみる場である外来はかなりの高リスクになる訳である。

けれど外来スタッフは通常のサージカルマスクのみで基本的には患者と接する。

ウイルス性肺炎だったなど、診察したのちにわかることだってざらにある。

これでは全然病院内ではブロックなどできていないし、

多くの患者と関わる我々看護師が気づかないうちに感染していることになる。

こんな危険な状況であるにも関わらず、外来スタッフには一切の危険手当などない。

果たして17万円ほどの給料で命を張って感染症の高リスクの場で働く気になれるのだろうか。

医療スタッフのモチベーションは下がるばかり。

最後の砦である医療現場が崩壊しつつある。

記録

今回、こんな感染パニック状態の世の中で看護師という仕事をすることで、

いかに病院という場がいつまでも古臭い考えのトップにより愚かな組織であるかが露呈した。

常に人も考えも新しくしていかなくてはならない。

私はいつ感染するかわからない。

そしていつ患者を感染させてしまっているかもわからない。

そんな状況にしている医療組織の現状をここに記録する。

もし私が感染し重篤化したら、このような病院組織を訴えたい。

そして医療人を感染させたバイオテロ的扱いをしないでほしい。

現役看護師がコロナ感染予防対策を教えます 現役看護師が最新感染予防対策を教えます! f:id:azunyankotan:20200328151014j:plain