メンヘラナースの日々の記録。

精神疾患もちの看護師です。日々の記録、バセドウ病の彼くんとの関わりについて書いていきます

感染症指定病院【これが実態か】

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まだまだ感染症が猛威を振るっている現在、

本日もこのままではおかしいとおもう感染症指定病院を指摘したいと思います。

国の感染症指定病院

私が勤めている病院は国の感染症指定病院です。

今現在大体的に感染症患者さんの受け入れを行なっています。

本来は普通病棟であった病棟丸々一つを感染症病床へ使用することに決め、

退院できる患者は退院させ入院継続の必要性のある患者は

違う病棟へ全員移動処置を行いました。

本格的に感染症入院対応が始まりましたが、

医療従事者が使えるマスクの入手が困難になり一人週2枚まで。

ガウンは一日1枚まで。アルコールも今あるものが終わり次第終了。

こんな中での本格的な受け入れ体制。

換気システムは一体?

ただ一つ疑問として。

普通病棟を感染症病棟に使用したけれど、換気状態はどうなっているのだろうか?

元々の感染症用病棟であれば換気システムが完全に別のものになっているけれど・・・。

空調などでウイルスが回ってくるのではないかと不安です。

未熟な看護師によるガウンテクニック

そして、感染症対応に慣れていない看護師が看護をすることになるということは

適切なガウンテクニックもできなければ自身にウイルスを付着させてしまうことになるので

そもそもガウンを着用している意味なんてないに等しいです。

そして隣の病棟には呼吸器の患者さんが普通に入院している。

そんな異常な光景が繰り広げられています。

医療従事者が発熱したら?

現に医療従事者が少しづつ発熱を訴える者が出始めました。

一応PCR検査はしてくれますが何と言っても咽頭ぬぐい。

手技によって感度がかなり変わってきます。

一度陰性だったからと翌日には仕事復帰させ、

仕事復帰後半日でまた発熱し再度PCR検査をしている医療人もいました。

陰性が出たからとすぐに仕事復帰させるというのはいかがなものだろうか。

偽陰性の可能性は考えないのか?

全くもって病院上層部の感染への対応の意識の低さに驚きます。

発熱者と一般外来の窓口が同じ

だんだんと医療のウイルス感染者の受診方法の見直しが行われ始め

以前に比べたらましになった部分もあるようですが

やはり発熱患者と一般外来の窓口は同じ。

外来看護師が感染性のあるかないかを判断し個室へ移動させる。

そのシステムは変わりありません。

一般的に言われる発熱外来は完全に防備した医療者が待ち構えていますが、

当院では普通のサージカルマスクのみ着用した外来看護師がその人に問診を行い、検温をし

感染のリスクの有無を判断するのです。

にも関わらず、

やはり医療者への危険手当はなし。

月17万円ほどの手取りでウイルス感染者への対応の最前線になることになりました。

気持ちだけでも危険手当をつけれくれたら・・・。

医療従事者のモチベーションは下がっていく一方です。

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