メンヘラナースの日々の記録。

精神疾患もちの看護師です。日々の記録、バセドウ病の彼くんとの関わりについて書いていきます

看護師が精神疾患であるということ

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精神疾患を患っている看護師

私は看護師として比較的大きな総合病院に勤めています。

けれど、看護師として務めるにあたり、もともと持っていたHSP気質の私には

とても過酷すぎる現場だったかなと思います。

失敗の許されない現場

看護師は医療従事者であり、人の命を預かる仕事です。

精神的に細かいところを気にし過ぎてしまう人には、命の危機が迫っている患者を看ているという重圧は半端なものではありません。

医師よりも誰よりも患者の一番側にいる看護師。

誰よりも『兆候』に気づけなくてはいけない看護師。

そしてその中で、同時にいろんな仕事を処理していくスピード、確実性、

間違えの許されない世界。

一つ一つゆっくりと確認をとって落ち着いて行いたいけれど

次から次へと鳴るナースコールへの対応。

仕事が終わるまで気を張り詰めている状態が続きます。

誰からも評価をされない仕事

やって当たり前、出来て当たり前。

出来なかった時にかなりの責めを食うだけで、

やってくれたことに感謝する人などはそうそういません。

それは患者さんも余裕がないから。

それは病気になって見ればわかる。みんな余裕がない。

けれど、看護師も人間。食事も取れず睡眠も取れず、人間の規則正しい生活から程遠い仕事。

生理的欲求すら許されない、する時間もなく日々患者に全力を尽くす。

精神的におかしくなっていくには時間はかかりませんでした。

精神疾患を抱えて医療現場で働くということ

うつ状態により休職期間を経て復職すると、

上層部の人にはマークされてしまうもの。

精神疾患になった要注意人物。

向精神薬を飲んでいる、人間。

まずは上層部からのレッテル貼りが行われます。

そして精神疾患の医療従事者はリスクがある。

と、働きも見ていないのに言われてしまう。だからと言っても人手不足の医療現場。

何も配慮はされないままにがっつりと働かされます。

つい仕事場に行けば頑張り過ぎてしまう。

そして帰宅する体力も残らないくらい疲弊してしまう。

本当に世の中って世知辛いな・・・。 と思います。

マッサージは精神的な疲れも取れる

精神的に疲れている人は、無意識に筋肉を硬直させてしまっている人が多いです.

最近マッサージを行うようになりました。

特に精神疾患患者は首や肩の筋肉がとても硬くなってしまっています。

マッサージをするだけでだいぶ気持ち的に楽になります。

ぜひ、サイトを見るだけでもしてみてもらえたらな・・・。と思います。

そして一人でも、看護師の仕事の過酷さをわかってくださる方が増えてくれますように。

医療者も人間です。疲弊しきっている現実です。

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