メンヘラナースの日々の記録。

精神疾患もちの看護師です。日々の記録、バセドウ病の彼くんとの関わりについて書いていきます

バセドウ病の彼 ver.2

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動悸・手指震戦・多汗・体重減少

彼は私と初めて会った時に言いました

「僕バセドウ病かもしれない」と。

私は看護師として働いてますが、

バセドウ病の患者さんと実際に関わったことがありませんでした。

国試で勉強したことと、

絢香のおかげで症状や病態生理としては知っている程度で。

バセドウ病

バセドウ病は自己免疫性疾患の一つで甲状腺機能亢進症状が現れます。

甲状腺は体を動かすために使用される臓器の一つで

亢進症状が出てしまうと

睡眠していても体がフルマラソンを走ったような

それだけのエネルギーを使用してしまう病気です。

自己免疫性疾患は諸説ありますが

最近の製薬会社さん曰く、

体にストレス・負荷がかかることが多いと

免疫が過剰にストレス・負荷に対して反応し

異常を示し、自己の細胞すら破壊してしまう。

主にストレスとは、仕事・社会・喫煙・歯周病などもあげられるそうです。

彼くんも私と会った時脈拍は120回/分を超えておりました。 (正常の人の倍)

きっと目に見えにところで

動悸・どうにもならない疲労・倦怠感があったことだと思います。

体重もへり、手も震え、寒くなってきた小雨が降っていた時なのに

薄着でした。

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38度〜39度の発熱の1週間

彼は私と付き合ってすぐ、風邪症状が現れました。

扁桃腺も腫れ毎日38度を超える発熱。

急に寒くなったから、風邪を引いてしまったのかな、

なんて軽く考えてしまっていました。

今思えば、

甲状腺機能亢進した体が限界をきたし

オーバーヒートし現れた症状だったのでした

それでも、周囲の理解のなさに

きっと本当に辛かったと思います。

風邪なんか引いて自己管理のなっていないやつ

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今の世の中そんな世の中ですもんね。

人間の一番のストレスは

理解のない社会なのかもしれません。

チアマゾール最大量の内服開始

彼くんはチアマゾールを最大量の6錠から開始となりました。

チアマゾールは体の働きを抑制する方向に働くため

とても重篤な副作用が出ることがあります💉。

特に発熱・感冒症状には要注意‼︎

顆粒球減少症と言って内服開始から2ヶ月くらいから

白血球が減少し大変な感染症を起こし

最悪の場合死に至ることもあるようなお薬です🚑💦

看護師として彼女としてできることは?

私は今、十分に彼を支えることができていません。

医療者としても、彼女としても。

彼に甘えてばかり。

表面上元気に見える彼は仕事も結局たくさん頼まれてしまったり

周囲の理解が不十分です。

だから私だけでも彼のことをちゃんと理解して支えてあげたい。

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なのに私も結局彼に甘えすぎてしまっている。

彼の重荷になってしまっている。

「一緒にいてくれるだけでいいよ」

そんな優しいことを言ってくれる彼くん。

私がこんなんだから、

自分がしっかりしなきゃ!って頑張らせてしまっている現状。

彼を愛してる。誰よりも。

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だからお互いに支えある関係にならないとだめなんだ。

変わらないと。